罪のない者だけ石を投げよ
無事に現世に生還できたことをご報告します。ほぼイキかけました。ここ二週間ほど更新頻度が落ちていたのはあっちから戻ってこれなかったから。
PSPでタクティクスオウガがリメイクされると聞いて、ツイッターで「タクティクスオウガってレベリングが面倒でクリアまでやらなかったなー」なんてつぶやきをしました。どうも合わなくてクリアする前に投げ出してしまうんですよね。すごく気にはなっていたのですがどうしても駄目。発売されてから15年、その間に3回はトライしたと思いますがいずれも最後までやらず。なんか根本的にフィットしないって言うかーでもまあリメイクも出るわけだしー久しぶりに引っ張り出してみるかー。そしたら二週間ほど戻ってこれなくなりました。大変な事になりました。睡眠時間を限界まで削って仲間に石を投げ続けました。ご存じない方のために補足すると、タクティクスオウガは、レベル上げのためにレベルの高い仲間に向けて石を投げると効率良くレベル上げが出来るゲームです。むしろ敵と戦うより石を投げている時間の方が長いんじゃないかな。戦石石石石石石石石石石石戦石石石石石石石戦戦石石石石石石石石石石。石を投げる合間に戦闘を行う感じ。もう最後の方は石を投げるのが楽しくて楽しくて、戦闘とかどうでも良かった。
とりあえずLowルートでクリアしたので落ち着きました。なんで3回も断念したゲームなのに今回ここまでどっぷりいったのか不思議。おそらく趣味嗜好が年と共に変化するからかな。私も年をとったということです。昔とかストーリーとか飛ばしまくってましたから、わけわかんなくて。今回じっくりストーリーを追ったらこれが素晴らしいのなんのって。士気高揚のために同胞を虐殺し敵のせいに、これも理想のため、虐殺が露見したら幹部を殺して罪をきせる、こんな所で死ぬわけにはいかない、王女が死んだ?ならば私が王になろう、この国のために。愛だとか勇気だとか綺麗事をぬかしているのストーリーと比べるとタクティクスオウガは奥が深く味わい深い事か。最終回で死んだと思っていた奴らが全員復活するご都合主義ストーリーとか虫ずが走ります。おとなしく死んどけ。
タクティクスオウガは、大人の大人によるアダルトのためのゲームだった。