宇宙はひとりじゃ広すぎるのに

NASAが「地球外生命体」発見? ネットでは「宇宙人」を期待
http://www.j-cast.com/2010/12/02082481.html

なんでもNASAが日本時間2010/12/03 4時に「地球外生命体の証拠の探索に影響する宇宙生物学上の発見」についての会見を行うらしい。宇宙人が見つかったのでは無いかと騒がれています。久々に心躍る話題ですね。私の中のもっとも冷静な私は「火星由来の隕石に生命の痕跡ってのがあったけど、どうせあれと同じような話でしょう?」と冷めた目で語っています。また私の中でもっとも楽観的な私は「宇宙人来たんじゃね!?UFOに乗って来たんじゃないの、これ!!っふぉふぁおfdそ、アダムスキーーーー!!」と叫びながら走り去っていきましたよ。

でも残念だけど宇宙人がUFOに乗って地球に来るって事はないかな。「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由(スティーブン・ウェッブ 著)」宇宙人がいまだに見つかっていない50の理由を一つ一つ検証していく本です。私はこの本を読んでから著者の方の「この銀河にはわれわれしかいない」という説に感化されて同じ考え方をもっています。人類ほど高度な生命体は少なくとも銀河にはいないと思う。地球には無数の生命体がいますが、人になる事が出来たのは人類だけです。この一事をみても生命が知性を持つ確率は嫌になる程低い。さらにそれが地球に来るなんてとーんでもない。もっとも近い恒星であるアルファ・ケンタウリでさえ4.37光年の彼方にあります。キロメートルに直すと、41342509100000000キロメートル。人類でさえもっとも遠くに出かけたのは月だから、380000キロメートル。無理ゲーすぎる。

しかし直接訪れる事が無理でも電波なら、電波ならやってくれる。スティーブン・ウェッブ氏は、この"銀河"にはいないと言っているのです。他の銀河の知的生命体とも電波を介してならコミュニケーションが取れるかも。「2, 3, 5, 7, 11, 13, 17...」こんな感じの数列を電波に乗せて送ってくれるだけでいいのです。そうすれば人類は孤独じゃないと安心出来る。アンドロメダ銀河とかだと230万光年ほど離れているので言葉のキャッチボールは無理ですが、お互いの生存確認ぐらいなら出来る。ただ今回は宇宙生物学上とか言っているから電波の話じゃなさそう。噂だとDNAにヒ素を使う生命が発見されたなんて話が出ていますがどうなんでしょうね。発表まであと1時間30分ほど。

グレイ