なんで観てないん?

ジブリは好きですよ。平均より若干ジブリ好きだと思う。ナウシカ、ラピュタ、トトロは日本国民なら全員見ているはずだから当然として、魔女の宅急便、耳をすませば、海がきこえる辺りも私はおさえてあります。私のジブリの消化率は約7割。最近のゲドやらポニョやらはモチベーションが上がってこないのでどうでもいいのですが、見るべきなのにまったく観たことが無い作品があります。「なんで蛍はすぐ死んでしまうん?」ええ、火垂るの墓を観たことがありません。時々テレビで放映していたと記憶しているので、火垂るの墓を観るチャンスはあったはずです。でも私は観なかった。観れなかった。怖かったんです。火垂るの墓を観たら私は泣いてしまうんじゃなかろうか。だって、節子とその兄貴(名前知らない)は、漏れきこえる情報をみるに 99.999%の確率で殉職するじゃないですか。しかもかなり壮絶な逝き方に違いない。アニメーションは、悲しい事より楽しい事を、絶望より希望を私は描いて欲しいのですよ。ああ、だとしても、だとしてもですよ、日本国民として火垂るの墓を観ていないのは許されるのか。尊敬する近藤喜文氏も参加しているし観ないのは実にもったいない、あーーーー。なんでも二年に一度終戦記念日前後にテレビ放映されるのが恒例なっているとか。前回放映が2007年らしいので今年は放映する年。今年は観てみようかな。