はてなブログにした & Reblogenバージョンアップ

ブログ移行について

はてなブログを作ってみました。林檎の日記のシステムは、むか~しに私が適当に作ったやつなので色々無理が出てきてしまっていました。記事一つも上げてない月でもフッターにリンクを生成してしまったり、データの持ち方的に同じ日に記事を二つ以上書けないなどなど。いつか作り直そうと思っていたのですが、大変そうなのでもうブログにしちゃいます。私が作るよりこっちの方が全然、まったくもって、出来がいいのです。これでいいじゃない。

というわけでね林檎の日記がになっていた部分はこっちに書いていこうかと思っています。よろしくお願いします。

ReblogenにNGワードを機能をつけました

Reblogen

こちらが今日の本題。オートマティックTumblr WEBクライアント「Reblogen 」にNGワード機能を追加しました。おめでとうございます! NGワードを含むポストを非表示にする事が出来ます、いやーこれは必要でしょう、常識的に考えて。

私は、一発アウトのワードというものをいくつか持っています。例えば、日曜日の深夜に「月曜日」を含むポストをするなどが典型的でしょうか。こっちは楽しい世界に浸っていたいのに現実に引き戻すような単語をぶっぱするのは許しがたい。うけるとでも思っているのか。そんなくそったれは一発BANです。アンフォロー。後は、政治的な内容を含むケースでしょうか。その場合も私は発見し次第アンフォローしています。私は世界のきれいな部分だけを眺めていたいのに人間の醜悪な部分を見せないで欲しい。
犯した罪の重さを考えればアンフォローはまったくもって妥当な処置ではあります。ただもったいないとも常々思っていた。だってどんなに他に良いポストをリブログしていても「ネトウヨ」とか書いてあるポストを投稿しただけで、その功績がまったく無駄になってしまうのです。

NGワード機能を使えば、選択的に目障りなポストを非表示に出来ます。なんと素晴らしい。リソースの有効活用をしている感がありますよ。どうぞみなさん「月曜日」「ネトウヨ」「安倍」なんかをNGワードとして登録しましょう。臭いものには蓋をするのです。一点注意としてこれはあくまでNG"ワード"なのでテキストにしか反応出来ません。つまり月曜の画像にはまったく対応出来ない。なんか画像解析的な何かでうまいこと出来ないかしら。


f:id:notwen:20170105004856p:plain

32GB = 実質無限

私、Kindle大好きなんですよ。Kindleアプリとかではなく、電子ペーパーの電子書籍端末の方です。今の奴は、Kindle Paperwhiteで、ちょっと前のディスプレイの解像度が低い奴です。ちなみにこの子は、3台目です。Kindle 2という日本に上陸する前の奴を輸入したのから始まって、日本上陸の第一世代の奴、それが壊れたので今のやつを買った。
どれくらい私が、Kindleを愛しているかっていうと、毎日一緒に寝ているぐらいのレベル。これは、わりと誇張でもなんでもなくて、本当に毎日のように一緒に寝てます。寝る前に本を読んでてそのまま寝落ち、朝起きたらお尻の下からKindleさんが発掘される事もしばしば。幸いにして私のKindleさんは、堅牢に出来ておりますので、その程度の圧もなんのその元気に動作しておりました。この前までは。

最近どうも動作がアレですよ。なんか動作が重い。突然再起動したりと大変に挙動不審。よくないですよ。だから買い替えのタイミングをはかっていたのです。さてどのモデルを買うべきか。Kindle Voyage も Kindle Oasis もいいですよねー。どちらもフラッグシップモデルだけあって高級感がいい。Voyage も Oasis も1Click注文ボタンにマウスカーソルがかかったのを、押す寸前にカーソル1cmだけずらして回避したってぐらい購入ギリギリのところまでいった。買わなかった理由は、ストレージの容量です。Kindleって安い奴も高い奴もどっちもストレージが4GBしかないのです。端末に保存していない本は、その都度ダウンロード出来る仕組みなので端末の容量はそんなになくてもなんとかなるといえばなる。でもその必要になったらダウンロードって運用ありえなくないですか? 常識的に考えてダメでしょ。だって、マンガの1巻を読み終わって2巻を読もうとするじゃないですか。もし2巻が端末にない場合、ダウンロードが発生するのです。20秒とか待たされる! きぃいいーーー。その20秒で私の読書のテンポが乱れる。許せない。さらに移動中とかでネットワーク環境が無いとダウンロードすら出来ない。信じたくない。それを回避するために事前に全巻ダウンロードしておこうとすると、ストレージが4GBしかないので、アレを消してこれを消してと整理が発生するのです。
4GBはありえない。だって今はもう2016年ですよ。エヴァンゲリオン(2015年が舞台)だって、バック・トゥ・ザ・フューチャーの未来(2015年が舞台)だって過去の出来事になっているのです。我々はそんな未来に生きているのに4GBって。 Voyage と Oasis はフラッグシップとしての自覚が足りないです。猛省を期待します。

しかしそんな憤りをもう過去の話です。この度、Kindleマンガモデルが発売されました。おめでとうございます。日本限定モデルです。そのストレージ容量は、実に32GB!!ファー!! 私の計算が確かならば、従来の8倍じゃないですか。実に、Kindle8台分。スゲー。それはスゲー。Amazonさんさっすがわかってるなー。32GBって4GBに比べたら容量が広大すぎて、実質使い放題と言ってもいいじゃないですか。ある意味で無限と言っても過言ではありません。すべての持っている本を持ち歩く、これです。Kindleの夜明けぜよ。

というわけで、発表された瞬間に予約注文して、発売日には到着を玄関の前で正座で待ち、届いたら速攻で私の所有している全Kindle本のダウンロードキューを投げました。実質無限だからいける! 800冊ぐらいあるっぽいけどいける!

容量不足

はい、というわけでね、600冊ぐらいはいけました。なるほど。32GBって無限じゃなかったんですね。そうか。うん、まあ。そうですよね、32GBと無限って結構違うわけだし。8倍ならばもしかしたらと思ったのですけどね。未来まだだったか。Amazonさん、多分512GBぐらいあれば実質無限だし未来な感じだと思います。次のモデルとかでお願いします。

Kindle マンガモデル

気づけば15年経っていた

毎年忘れていて、やはり今年も忘れていました。2016年5月7日が林檎の木の15歳の誕生日でした。林檎の木を始めたのは、2001年5月7日です。いやーびっくりしました、もう15年も経ちますか。だって15年て当時の新生児が中3になっているし、人生80年として約 5分の1 ぐらいだし、夏が15回来て15回過ぎ去ったはずだしと結構な長さのはずなのに。なんか一瞬でしたね、光陰矢のごとし。

これを機にサイトをどうしていこうかなーと考えています。まずはコンテンツ。林檎の木は、開始当初はWindows用のオンラインソフトの紹介サイトとしてスタートしました。まあ今でも基本はそうなのだけれども。これを時代に合わせてどげんかせんといかん。15年たって世の中は完全にスマートフォンのアプリ、アプリした世界に変貌しました。私はWindows Phoneユーザーなのもありましてアプリとかは全く興味がないから、アプリ、アプリする気は毛頭ない。しかしパソコンの市場は縮小を続けています。2015年のパソコンの出荷台数は、14年比で22%減だとか。しかし、消えて無くなってしまったワープロ専用機のように、パソコンが消えて無くなってしまうという事はないでしょう。ものづくりなどの生産的な活動においてパソコン以上の生産性を持っているものは発明されていませんから。ビューアーとしてスマホやタブレット、ものづくりにはパソコンと役割の分化がすすむのでしょう。私はパソコンという存在を愛していますので、もっともっと小さくなってしまうでしょうがこのままパソコンに添い遂げたい。ただそれだけだと今までと何も変わっていないので、WEBアプリへのシフトは進めたい。現在でも大体の事はブラウザとWEBアプリがあれば出来るようになりましたが、これからもっともっとアプリケーションがWEB上に移住すると思う。民族大移動。林檎の木でもWEBアプリはいくつも紹介していますが、もっと強くWEBアプリを紹介していかないといかん。流れにのるんだ。後、忘れちゃいけない更新頻度。最近の私はやる気がなさすぎである。せめて週一ぐらいは更新せんといかん。

続いてサイトの見た目。林檎の木は、それなりの頻度でリニューアルをして、それなりに時代に追従しているつもりだったのですが、ちょっと古くさいよね。私自慢じゃないですがUIのセンスはありませんので、今まさに作りなおしても古くさくなる自信はあります。とはいっても、もう少しどげんかせんといかん。調べてみたら今の見た目にリニューアルしたの2008年でした。うぇえ、うぇ、それって8年前じゃないか。8年前に作ったサイトが古くさいのはある意味当然かもしれない。そう、そう、8年前にリニューアルした時に、横幅を1000pxにしたらびっくりするぐらい不評で、次の日に800pxにしたんだった。懐かしい。8年が経って横幅800pxの林檎の木はかなりスリムな部類に入るようになりました。スリムなのが古臭い原因かもしれない。ここ数年は、別で作っている Reblogen の改修にかまけて放置しすぎである。ぼちぼち再始動せんといかん。取り敢えず横幅を1000pxにしようかな。今なら怒られない気がするので。

追伸: アニバーサリー記事を書く時にいつも共有している、2001年5月当時の林檎の木のページにリンクしておきます。当時はどうも横幅640px前提で作っていたようですね。

2001年5月21日の林檎の木

2001年5月21日の林檎の木

ゲームのレビューがしたい「Factorio」

Factorio
http://store.steampowered.com/app/427520/

私、急にゲームのレビューがしたくなってきました。今日、面白いレトロゲーのレビューを見かけていいなと思いまして、もりもりと私も私もという気分が湧いて出てきたのです。そんでですね、タイトルは何にしようと私のプレイしたことのあるファミコン、メガドライブ、スーパーファミコンぐらいの世代のソフトをリストアップしてみました。そしたらラインナップがもーつまらんかったのですよ。なんだこれ、やる気を出せ。なんと言うか普通? ドラクエとか、クロノトリガーとか誰でも知っているでしょう? もっとこう、知る人ぞ知る的な、ゲームに詳しい人が渋いチョイスだねとニヤリとして、あまり詳しくない人にはそんなゲームあったんだ! と気づきを与えるような奴がいい。昔の私のなんとやる気のないことか。まだ最近の私のプレイしているゲーム達の方が知る人ぞ知る感がでているわ。というわけで、レトロゲーじゃないけどこの前からプレイを始めているFactorio(ファクトリオ)の話を今日はしようかな。

工場運営ゲームです。舞台は宇宙船が墜落してしまった惑星。この惑星から脱出するためのロケットを作る事が最終目標です。グラフィックは、スーパーファミコンのシムシティぐらいですかね。ゲームを始めるとちっこいプレーヤーキャラクターが荒野にほっぽり出された状態から始まります。フィールドには、鉄、銅、石、石炭、石油などの資源が転がっているので、これらを組み合わせてロケットを作るのです。鉄を石で作った炉に石炭をくべて精製して鉄板にします。銅からは銅板→銅線と加工。先ほど作った鉄板と銅線を組み合わせて電子基板を作成。このようにローレベルの資源の加工を繰り返し順々に高度な生産物に加工していくのです。そしてこれらの加工は自動化する必要があります。鉄資源の上に燃料式掘削機を設置、採掘された鉄鉱石をロボットアームでベルトコンベアに移す。ベルトコンベアで運ばれた先でロボットアームで鉄鋼石を炉に入れる。炉で鉄鋼製を精製して作った鉄板を別のコンベアに載せて……こんな風。掘削機やロボットアームも燃料が無いと動きませんので、石炭をベルトコンベアで運ぶ供給ラインを引いて動力を確保する必要がある。

文章にすると地味なのですが、プレイしている姿も地味です。知らない人が見たら地味なグラフィックの地味なベルトコンベアの上を流れる地味な資源を眺めて何が楽しいのか理解出来ない違いありません。でもこれがいいのですよ。楽しいというよりむしろ気持ちいい。私の組んだ生産ラインが期待通りに完璧に動作しているさまを眺めるのは気持ちがいい。また、完全自動化のラインを組んでしまったらプレーヤーが暇になるということはまったくない。工場は生きものです。「石炭動力をやめて電化を進めよう」「この電化で不要になった石炭供給ラインは、組み替えて歯車用に転用しようかな」「うーん、銅が足りないので銅の採掘機を増やそう」などなど不断のメンテナンス、リプレース、拡張が必要なのです。そしてこのゲーム、タワーディフェンス的な要素もあって、犬みたいな生物が定期的に襲ってきます。それをターレットやら本人が銃をぶっぱなすやらで撃退するのですが、そいつが嫌らしい事に私の完璧な工場を破壊してまわるのです。その際に鉄鉱石のコンベアが破壊されたりすると、鉄鉱石がこないから鉄板の生産が止まって、鉄板がないから鋼材の生産が止まる。生産ラインは絶妙なバランスの上に作られているので一箇所が崩れると、どんどん上位の生産物に波及していって総崩れになってしまうこともしばしば。泣きながら生産ラインを修復して、完璧な状態に戻った工場をみてニンマリ、そんなゲーム。私は完全にストライクど真ん中なのですが、人を選ぶゲームかもしれない。RPGのレベル上げを延々やるのが大好きな人とか絶対に向いている。ここまでの説明で「おっ」と若干前のめりになった人は試してみる価値はあるでしょう。いい感じに時間泥棒をしてくれますよ。

日本語化もされていますし、最近Steamという世界的なゲームプラットフォームで販売されるようになったのでかなりプレイしやすい環境が整いました。ただ、アーリーアクセスという形態での配布です。アーリーアクセスとは、未完成の状態で販売を開始してしまって、ユーザーに実際にプレイしてもらいフィードバックを集め、修正してから正式版をリリースするというもの。Steamのアーリーアクセスは、お金を集めるだけ集めて未完成のまま放置されるなんて事がよくあり、嫌な予感しかしない。しかし、Factorioに限り気にする必要はないでしょう。もう4年も開発しているそうだし、そもそも何がどう未完成なのか問い詰めたいレベルの完成度なのですから。

Factorio

Amazon Dash

Amazon Dash
http://japanese.engadget.com/2015/07/29/dash-5/

何? なんの事? Amazon Dashってなんの話? なんでこの私が存在を知らないAmazonのサービスがあるの! ムキーッ! とか思っていたらAmazon.comのサービスみたい。日本じゃやっていない。なーんだ。それじゃあ、知らなくてもいいか。でもまあ、Amazon.com でサービスを行っているという事は、遅れてAmazon.co.jp でサービスインする可能性もあるわけです。将来に備えて内容をよくよく読んでみたら、よくよく面白いサービスっだった。コロンブスの卵的な発想。

さて、Amazonで商品を注文する際にどのようなステップがあるのか考えてみましょう。PCで注文する例を以下に示します。

ステップ1: PCの前座る
ステップ2: 欲しい商品の名前を検索して商品詳細ページに移動
ステップ3:「1-Clickで今すぐ買う」ボタンを押す
ステップ4: 商品が発送され手元に届く

まあ、こんな感じですかね。これをもっと簡単に改善しようと思ったらあなたならどうしますか? 私ならステップ4の発送関連は現状で十分に早いので、ステップ2の検索をもっと良くして商品にアクセスしやすくしようとか考えてしまうかな。でも、Amazonさんはアプローチが根本的に違った。ステップ1~3を全部まとめてしまえ。

ステップ1: ボタンを押す
ステップ2: 商品が発送され手元に届く

すごいと思いませんか? PCの前に座ることも、商品を選択する事も端折っています。スバラシイ。Amazon Dashは、物理的なボタンを押すことでそれだけでAmazonで注文出来るサービスとのこと。例えば、洗剤の残りが少ないなーと思ったら、洗剤のブランド名が書かれたボタンをポチッと押すと、その洗剤が注文され届けられるわけです。これどう考えても便利でしょ。ボタンはマグネットで貼り付けられるらしいので、冷蔵庫にはミネラルウォーター注文ボタンを配置、脱衣所にシャンプー注文ボタンを置きたい。素敵なAmazon Dashライフがこれだけ簡単に想像出来るサービスも珍しい。

さて、このAmazon Dashの取り組みをみていると、さらなる次のステップに進むのも意外と近い未来なのではと思えてきます。よく見るとまだ削れる工程があるじゃないですか。これぞ通販の究極系ともいえる形。

ステップ1: 商品が発送され手元に届く

こんなのはどうでしょう。 もうこれでいいんじゃないですかね。 商品を探すのも、注文するためにボタンを押すのも煩わしい。Amazonさんが適当に注文してくれればいいじゃない。「この本読んでみたんだけど、やばい面白かった。Newtonさん気に入ると思うわ。だから買っといた」「靴、セールしてたから買ったよ」「インドに旅行だって? 新しいスーツケース明日届くと思うから。前のやつはもうボロボロだったでしょ?」このような、Amazonさんが主体的に商品を選んで注文する機能を希望します。最近では、囲碁でAlphaGoがイ・セドル九段に買ったというニュースが流れましたが、あれは「なんとなくここに石を置くといい気がする」という、人間特有なファジー(死語)といいますか、曖昧な情報をコンピューターが扱えるようになったから、らしいですよ。そろそろAmazonさんも空気を読む機能が搭載されてもいいと思うのです。あなたが注文したものなら私は信じます。

どくさいスイッチ

影響を大きく受けた似たようなもの

まず初めに注意事項を。怒りに任せて文章を綴っていたら品の無い文章になってしまいました。どうも大量に使った「パクリ」という単語が悪いイメージを発散しているのが原因と思われます。ですので「パクリ」という単語を「影響を大きく受けた似たようなもの」と置き換えました。こちらの方が私の本意が正確に伝わると信じます。以下がその本文です。よろしくお願いします。

え、ナニコレ、ドウイウコトナノ? 皆さん知ってます?ドラゴンクエストビルダーズってスクエニから発売されたゲームなんですけど。ニコ生で体験版をプレイしている配信を観たのですが、どの角度から眺めても、どの瞬間を切り取っても、どう解釈してもこれマインクラフトだ。 完全にマイクラの影響を大きく受けた似たようなものです。オープンワールドで、あらゆるものがキューブ状の素材で出来ている、その素材を採取、集めた素材を使って別のものを作る。その基本的なコンセプトがまったく一緒で完全にマイクラの影響を大きく受けています。こんなのマイクラにドラクエの皮をかぶせただけじゃないか。

悲しいです。私は悲しい。数々の名作を世に送り出してきたあのスクエア・エニックスが影響を大きく受けて似たようなものを作るなんて……。かつてのゲーム業界王者としてのプライドはどこへ行ったのか。ゲーム業界の荒波に揉まれプライドを捨ててしまったのか。天が許しても、私は許さない。スクエニは潔く腹をかっさばいで死ぬべき。

ところで、マイクラの影響を大きく受けた似たようなものといえば「テラリア」がありますね。マイクラの2D版とも言われているゲームです。 そういえば私、Steamで以前にテラリアを購入したものの、まったくプレイせず積んでいる状態でした。マイクラの話がでたので、この機会にプレイしてみますか。夕方から始めたのですが、気づいたら深夜2時になっていた。あぶっ、危ないこのゲーム。あやうく持っていかれるところだった。

マイクラに大きく影響を受けたテラリアを10時間ほどぶっ続けでプレイして感じたのですが、別に影響を大きく受けても何の問題もないじゃないかという事。だって、テラリアはマイクラに似ているけれどすごく面白かったんですもの。似ているからといって、マイクラの劣化コピーというわけでは決してなく、テラリアにはテラリアの面白さがあった。さっきまでの私は、なにをそんなに義憤にかられていたのか。大体ゲームにおいて影響を大きく受けて似たようなものを作るのは今に始まった話じゃないのです。ドラクエだって、ウルティマとウィザードリィの影響を大きく受けています。ドラクエのヒット後には、大量のドラクエ風ゲームが作られました。それらはすべてドラクエの似たようなものとしてとして断罪されたでしょうか? いえ、それらはまとめてRPGと呼ばれました。まったく新しい革新的なゲームが世にでると、それに追従するゲームが出てきます。新しいジャンルの誕生です。そのジャンルの中でそれぞれが面白いゲーム作るべく努力します。そのジャンルの進化が煮詰まってくると、また革新的なゲームが生まれ新しいジャンルが開拓されます。これを繰り返す事でゲームは進化してきたのです。これまでも、そしてこれからも。マインクラフトの場合も同様ではないか。ドラゴンクエストビルダーズもそうですし、任天堂からもキューブクリエイター3Dとういマイクラ風ゲームがあります、LEGO Worldsとうゲームもマイクラっぽい。これはもうマインクラフトというジャンルではないかと思うのです。ですから、マイクラの影響を大きく受けた似たようなものばかりだと嘆くよりも、新しいジャンルの誕生に立ち会っていると楽しむのが良きゲーマーというものでしょう。ありとあらゆるゲームが作られている昨今、新しいジャンルが生まれるなんてそうそうある事ではないのですから。

マインクラフト

パンツァー・フォー

なんかそろそろ劇場公開が終わっちゃいそうなので今更ですが、ガールズ&パンツァーの劇場版を観てきたので感想を書かせてください。

いやー、あれですね、粗は目立つ作品ですよね。ガルパンは元々設定がアレでしたが、劇場版はさらにぶっ飛んでアレでした。砲弾当たったら死ぬんじゃないかととは常々思っておりましたが、今回はなんか大洗の街が無くなりそうな勢いで破壊していたり、砲撃で少々地形が変わったりしておりました。ただ、その辺のガルパン特有の設定に突っ込みを入れるのは無粋というものでしょう。誰がウルトラマンが登場と同時にスペシウム光線を打たない事に文句を言いますか? これはね様式美と言うのです。こういうものなのです。

他は、ちょっと色々詰め込み過ぎの感があるかな、ごちゃごちゃしてる。それと敵側の描写が少なくて、私とか最後まで敵の大隊長のキャラクターが掴めませんでした。ただそれは、鑑賞後の興奮から随分たってから落ち着いて考えてみたら出てきたもの。もうそんな粗とかどうでもいいや。とにかく気持ちいい! 戦車がグギャーッと走って、打たれてボンッと弾けて吹っ飛んで、スコーンッと砲弾が装甲をぶち抜くんです。特に音響が最高でした。砲弾がすぐ横を通り抜けてゆく飛翔音、砲弾が装甲に着弾して金属と金属のぶつかり合う音、砲弾の集中攻撃を受けている車内などは、その振動までこっちに伝わってきそうでした。この音響はなかなか家庭で再現するのはきついものがありますから映画館に行ってよかった。

二時間の上映時間のほとんどを戦車戦をしていたのではないかと思うのですが。まったく退屈しませんでした。キャタピラのきしみ、砲塔の回頭、戦車の疾走感、とにかく動きのキビキビとしていて一つ一つが気持ちいい。カメラアングルもよく工夫されていて気持ちいい。テンポもこれ以上ないぐらいで気持ちいい。少々の粗などぶっ飛んでしまう一級のアクション映画です。アクション映画と言えばハリウッドですが、それらに勝るとも劣らないアクション映画を日本が持つことが出来たのが誇らしい。

戦車道