愛情の反対は無関心

Google先生って色んな事を知ってますよね。本当に物知りな方だと心底思います。世界中のWEBサイトにとどまらず私の事も。例えば検索していると、住んでいる場所が左メニューに表示されたりするじゃないですか。IPから算出しているらしい。おお、そうそう私そこに住んでます。アカウント アクティビティをみると、自分のアカウントで何回メールを送っただとか、こんなワードで検索したであるとかが確認出来ます。それによると私は今月828回検索を行ったらしい、ほうほう。極めつけは、Ads Preferences Managerです。行動を元に興味関心のある事柄であるとか、年齢、性別をGoogle先生がどう推測しているかがわかります。私の場合「コンピュータ、電化製品 - ソフトウェア - ユーティリティ ソフトウェア」に興味があるようですよ。また「アート、エンターテインメント - コミック、アニメーション - アニメ、漫画」にも強い関心を示しています。年齢は十歳ぐらいの間隔での推測なので幅はありますが、大当たり。性別もしっかりばれていました。よくわかるなー。

最近、Google先生はパーソナライズ検索というものに力を入れているようです。上記のような行動履歴によって「この人このサイト好きそう」というようなGoogle先生の判断で検索結果が並び変わります。検索結果のURLの最後に「&pws=0」とくっつけるとパーソナライズ検索を無効に出来るので試してみてください。微妙に検索結果が違うはずです。こんな風に検索結果の精度が上がるならどんどん私の事を知って欲しい。というか現状は生ぬるい。あなたは天下のGoogle先生ですよ? Gmailだって、Googleカレンダーだって、Google+だってあるのだから私の事を知ろうとすれば微に入り細に入り知ることが出来るはずです。例えば、住所だって市区郡レベルじゃなくてメートル単位でピンポイントプロットして欲しい。スケジュールだって完全把握「週末の降水確率は、0%です。よかったですね海水浴は晴れそうですよ。ちなみにお薦めの海の家は~」とかレコメンドしてよ。「あなたが生まれてから536,122,031秒が経過しました。お誕生日おめでとう。ご自宅に歳の数だけ赤いバラを送っておきました。気に入ってもらえるといいのですが。」とかどうして言ってくれないの。もっと私に興味を持ってよ!

(2012/07/2追記)パーソナライズ検索に利用されるのはGoogleがサーバーに保存するウェブ履歴のみとの指摘を頂きました。年齢とかのCookieの方は使っていないらしい

Ads Preferences Manager