スペースシャトルエンデバー

日本時間5月16日 21時56分にスペースシャトルエンデバーがケネディ宇宙センターより打ち上げられました。ISSとランデブー、大気圏再突入と控えているのでまだ気が抜けません。とはいえ最初の関門である打ち上げが成功してほっとしました。今回のエンデバーで、スペースシャトルの打ち上げは、残すところ2011年6月28日のアトランティスただ一度のみとなります。寂しくなりますね。スペースシャトルの総括的な話は、6月のアトランティスの打ち上げの時に譲るとして、今日はエンデバーの話をしましょう。私が張り切ってWikipediaで調べてきましたよ。

OV-105 エンデバーは、1992年5月7日に初飛行を行い、スペースシャトルオービタの中では最も新しい機体です。チャレンジャーの事故を受けて建造されました。そう飛行回数は今回のミッションを含めて25回です。スペースシャトルと言えばエンデバーという人も多いのではないでしょうか。それほど日本人になじみの深い機体です。日本人として初めてのスペースシャトル飛行士、毛利衛さんが乗ったのもエンデバーですし、若田光一さん、土井隆雄さんも搭乗しています。ISSにおける日本の宇宙実験棟「きぼう」を宇宙に運んだのもエンデバー。
思えば私がスペースシャトルを意識しだしたの毛利さんが初めて飛んだ時からです。私の宇宙開発好きもエンデバーが原点。エンデバーこそが原体験。やっぱり寂しいな。

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