後藤家

Kinectがゴトウ家にもたらした大きな変化とは
任天堂「Wii」購入記 by 後藤弘茂
続・PLAYSTATION 3がやってきた by 後藤弘茂
PLAYSTATION 3がやってきた by 後藤弘茂
あるゲーマー家庭でのXbox 360導入記

テクニカル系のライターの後藤弘茂氏をご存じでしょうか?パソコン雑誌なんかに記事を載せている方です。WEB上では、Impress PC Watchで後藤弘茂のWeekly海外ニュースを書かれています。私この人の文章大好きです。理系の方らしく、簡潔で論理的な素敵な文章だと思います。Weekly海外ニュースはほぼCPU、GPUネタ。しかも恐ろしく専門的な話をされているので、ほぼ理解出来ないのですがそれでも毎回楽しみに読ませてもらっています。意味は分からなくてもIntelやAMDがなにか凄い事をやっているらしいという事だけはわかる。

その後藤さんですが、どうやらチャキチャキのゲーマーらしい。新しいゲーム機が出ると毎回速攻で購入して、どんなゲームを買って、リビングのどこに設置して、息子さん(2人)娘さん(1人)がどういった反応をした、なんて記事を書くのですが、これが面白い。それが上でリンクしてある記事です。理解出来ない記事でも面白いのに、理解出来る記事で面白くないわけがない。しかも自分の興味のある分野ならなおのこと。特に息子さん娘さんを使っての社会実験みたいな事をしている所がいいね!今回のKinectはその傾向が顕著。

"次男はコントローラを手にとって、そいつでXbox 360を起動して、さっさとログインする。ダッシュボード、つまりOSのユーザーインターフェイスのメニューはコントローラで動かす。ところが、長女は、 Kinectの中に入って操作し、Kinectの中のメニューしか使わない。長女はKinectの音声コマンドも好きで、最近は声でも指示したがる。"


なるほど、コントローラーの習熟度、新しいUI(ジェスチャ、タッチ、音声)の慣れの差などで行動が違ってくるという考察は興味深い。こんな風に緩やかに新しいUIが浸透していくのかもしれませんね。
ゲーム機(もしくは周辺機器)がでるたびに定期的に記事を上げてくれるので、ご子息の成長がわかるのもいい。あれほどコアゲーマーだった長男さんはゲームを卒業してしまったようで残念。次世代ゲームの記事で復活していることを期待。長女さんが、Wiiの記事の時は小学校低学年であんなにちっちゃかったのに、小学校高学年になり巨大化しているのにはビックリした。とくに素晴らしい成長っぷりだったのが次男氏。

"小学校高学年の次男はFPS(ファーストパースンシューティング)で育ったハードコアゲーマ世代。空戦ゲームもビッグファンで、ミサイルを使わないで機銃で倒すのが好き(超低空でクラスタ爆弾をばらまくのも好き)。"


いい具合の方向性で成長されていますね。このままの路線で進んでいただきたい。